心理検査から心電図まで

医者と看護師

重要性を帯びている理由

一般的な内科と同じく、心療内科のうつ病検査でも、血液検査や尿検査が行われる場合も少なくありません。病気によってはうつ病と酷似した症状が見られるため、先ずは身体疾患の可能性をチェックし、病気によるものでないことを確認します。特に甲状腺ホルモンの不調や、糖尿病でも落ち込んだ気分になりやすいので、多角的に判断する必要があるのです。また、内臓疾患の有無を確かめるほか、腎臓や肝臓の健康状態を把握し、薬を使用できるか否かを知る目的も含まれています。そのほか、循環器系の疾患をお持ちの人には処方できない薬もあるため、心電図をチェックすることも珍しくありません。そして、患者本人が記入していくチェックシートスタイルの心理検査も行い、医師はその総合点数から心の状態を判別します。代表的な心理検査にはCES-Dといったものがあり、落ち込みや楽しい感情の有無など、シンプルな設問でありながらうつ病の検出精度が高い検査方法です。そのため不安感などを判別するSTAIと並び、多くの心療内科や精神科で実施されているチェック方法となっています。症状や医療機関によって実際のチェック方法は異なりますが、病院では概ねそれらを中心に検査が行われているのです。今は大丈夫でも、ストレスを抱えた状態にしておきますと、やがてうつ病を招く可能性があります。そこで病院で検査を受け、発病リスクが高い状態にあることを知り、たまったストレスに目を向けるのが大切です。まだ本格的に発病しておらず、それに近い状態で済んでいれば、十分な睡眠や休養を取るだけでも未然に防げたりします。ストレス解消を意識的に行う切っ掛けになりますので、心療内科や精神科でチェックを受けることが重要です。もちろん既にうつ病を患っている場合でも、適切な治療を始めるにあたり、病院での検査が欠かせません。また、本人では考えもしなかった観点から自己判断できるなど、心理検査は自分を客観的に見つめることにも役立ちます。しかも、口で上手く状況を説明できない場合でも、心理検査の結果は心の状態を浮き彫りにしてくれるため、医師へ精神状態を簡潔に伝えられるのです。一方、心臓などに全く問題がなければ、心電図の検査をキャンセルできる場合もあるかもしれませんが、可能なら受けておくに越したことはありません。現在は大丈夫でも治療を進める間に不整脈に見舞われる可能性もありますので、うつ病のチェックとして最初に受けておけば、後々重要な比較データになります。

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